犬の膀胱結石
膀胱結石や尿道結石などの尿路結石症は、膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症が長く続き尿の酸性度が変化し、本来尿中に溶け込んでいる物質が結晶化して析出することによって起こります。
結石の種類によって酸性尿でできるものと、アルカリ性尿でできるものがあります。
結石ができると、慢性の血尿、頻尿、排尿困難などの症状がみられます。
尿道結石は雄に多く、排尿困難、尿道閉塞を起こすこともあります。
膀胱結石や尿道結石で排尿が障害されると場合によっては尿毒症を引き起こすこともあります。
膀胱結石や尿道結石は手術によって摘出する必要があります。
犬の膀胱結石
種類:ヨークシャーテリア/性別:雌/年齢:8歳/名前:チロ
慢性の血尿、頻尿、嘔吐などの症状で来院しました。
レントゲン検査の結果膀胱内に結石がみられました。


結石摘出手術を行いました。
分析の結果、ストラバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)結石であったことがわかりました。



尿検査の結果尿中にシュウ酸カルシウム結晶がみられました。
レントゲン検査の結果膀胱内と尿道に小結石が多数あることがわかりました。
尿道と膀胱の結石摘出手術を行いました。







