症例紹介
膝蓋骨脱臼

膝蓋骨‥ いわゆる膝のお皿といわれる楕円形の骨のこと。

大腿骨の滑車溝(溝の部分)におさまっていて膝の関節の動きを滑らかにする助けをしています。

 

この膝蓋骨が滑車溝から外れてしまうことを「膝蓋骨脱臼」といいます。

 

犬種は、トイプードル、チワワ、ポメラニアン、ヨークシャーテリアなど小型犬に多くみられます。

原因は先天的な骨、靭帯、筋肉の形成異常で、このような素因をもつ犬に発症します。

また事故や転落などの衝撃で膝蓋骨にダメージが加わり後天的に膝蓋骨脱臼が起こることもあります。

 

治療法は?

根本的に脱臼を整復するには外科手術が必要となりますが、症状の程度次第では手術をせずに保存療法で経過をみることもあります。

将来的なことも踏まえてどのような治療法を選択するかは要相談となります。

  <外科手術の症例>

        術前レントゲン画像

             ↓ 

        術後レントゲン画像

外科手術により、膝蓋骨の位置が滑車溝内におさまっている。

 

予防や症状の悪化を防ぐには?

1. 日常的に過ごす場所の床を見直しましょう。

フローリングなどの滑りやすい素材は適していません。

滑りにくいマットやカーペットを敷きましょう。

2. こまめに爪切り、足裏の毛のお手入れをしましょう。

爪と足裏の毛の伸びすぎは、踏ん張れずに滑って膝に負荷がかかってしまいます。

3. 段差の歩行に注意。

段差の昇り降り、飛び降りなど極端に膝に負荷かかかる行動は控えましょう。

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