名古屋市千種区動物病院【希望ヶ丘動物病院】
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■ マイクロチップ
マイクロチップとは?
犬、猫の頸部の皮下にごく小さなチップ(直径2mm、長さ11mmで固有のIDナンバーを書き込んだ超小型IC)
を埋め込み個体を識別することが出来ます。
動物の保護管理を目的として1989年イギリスで開発されました。
現在世界で400万頭の動物がマイクロチップで登録管理されています。
北欧諸国、フランス、スペイン、シンガポール、台湾等の国では犬の登録にマイクロチップを採用しています。
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド等では入国する動物の検疫制度の一環としてマイクロチップの埋め込みが義務付けられています。
日本からこれらの国へ動物を出国させるためには、動物の身元確認のためマイクロチップをあらかじめ埋め込んでおく必要があります。
日本ではマイクロチップはまだ普及途上ですが、近く動物愛護センターにもマイクロチップリーダー(IDナンバー読み取り器)が配備され
迷子動物の身元確認、飼い主探しに役立つものと思われます。

マイクロチップを埋め込んでおくと・・・
【1】災害や盗難、迷子などいざという時に確実な身元確認が可能です。
【2】名札や首輪とちがい落としたり、はずれたり、紛失したりすることがありません。 一度チッピング(埋め込み)すれば生涯を通じて有効です。
【3】アニコム等のペット健康保険の個体識別にも使用できます。

当院では動物への
◎マイクロチップのチッピング(埋め込み)
◎マイクロチップ証明書の発行(日本文、英文)
◎マイクロチップ集中管理センターへの登録

を行います。ご希望の方は電話にてご連絡下さい。

マイクロチップの埋め込み法
【1】マイクロチップインジェクターという注射針の中にIDチップの入った器具で動物の皮下に埋め込みます。
【2】埋め込みにかかる時間は2〜3秒です。ワクチンなど予防注射をする程度のわずかな痛みですぐに終了します。
【3】マイクロチップリーダーという読み取り器でIDナンバーを読み取り埋め込みを確認します。
  一度埋め込まれたチップは体内で移動することはありません。また周囲の組織への影響もなく安全です。



■ 細菌培養検査
外傷、化膿創、外耳炎、鼻汁、尿など細菌感染が原因で引き起こされる疾病の分泌物を採取して細菌を培養し、どのような細菌が原因菌かを調べる検査です。
患部から滅菌綿棒などで分泌物を採取して培地(細菌の繁殖に適した成分を含ませた寒天)に塗布します。
体温と同じ37度に保たれたふ卵器という箱状の器具の中に寒天培地を入れ、約24〜48時間培養します。
培地にはコロニーと呼ばれる白い点状の細菌の塊が繁殖します。
この細菌をスライドグラスに塗布し、染色した後顕微鏡で見て細菌の種類を調べます。



■ 細菌感受性検査
培養した細菌を再び寒天培地に塗布し、培地の上に細菌感受性ディスクという抗菌剤を含ませた小さな丸いディスクを置き、24〜48時間ふ卵器で培養します。細菌に効力のある抗菌剤の周囲には阻止円という円形の細菌が繁殖しない部分が出来ます。
この阻止円が大きいほど効果の高い抗菌剤や抗生物質であることがわかります。
特に慢性の疾患や再発を繰り返す難治性の疾患で耐性菌が出来ている可能性のある症例では、細菌培養検査や細菌感受性検査により細菌の種類を調べたり効果の高い抗菌剤を調べて選択することは有意義です。



■ 血圧測定
血圧測定
8歳以上のシニア世代になったら血圧の測定をしましょう。
動物も人と同様に高血圧症があります。
高血圧症はサイレントキラーと言われ、知らぬ間に体の各器官を障害してゆき老化を早めます。
心臓病や腎臓病の場合は特に高血圧症を起しやすくなります。
逆に血圧を調節してやることによって心臓病や腎臓病の症状を緩和することができます。
また、ひどい嘔吐や下痢による著しい脱水、大量出血、交通事故などの強い打撲などにより著しい血圧低下を起すこともあります。



血圧測定法
数年前までは、犬や猫は全身被毛に覆われているため、人のように手軽に血圧を測定することは難しいとされていました。
しかし今は動物用のよい血圧計が開発され、動物も日常的に血圧を測定できるようになりました。

【1】後ろ足の毛を少し濡らします。(毛の中に空気が入ると正確な測定ができないからです。)
【2】カフというベルトを巻きます。
【3】後は器械が自動的に血圧を測定します。
【4】犬・猫の正常血圧
   最高血圧  80〜160oHg
   最低血圧  60〜100oHg
   平均血圧  70〜130oHg
正常血圧は動物の大きさ、年齢によって多少差がありますが
最高血圧が150oHg、最低血圧が90oHgを超えたら高血圧症の疑いがあります。
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